08:流通業者を通そう

アナログ/CDを販売している場合、お店への委託が面倒くさかったりして限界になる時期が来ます。
500枚以上のプレス枚数だと、委託や手売りだけだと売るのが難しいです。
即売会など同人で売れてる場合はわかんないけど。
「GLASS」では全てのアナログ/CD(MIX CD、CD-R除く)をクラブミュージック専門の流通業者(ディストリビューター)に扱って頂いてます。
ちなみにお金儲けを目的にしている場合は、レコードプレスは原価が高いのでやめましょう。

下にいくつか紹介します。流通業者によって得意ジャンルがあるので、業者の人に聞いてみましょう。

KSR
DMR (プレスと流通をやってくれます) 
ダイキサウンド

他にも色々と業者があるので調べてみてください。



最近はamazonだけ登録して流通業者は通さないケースもあります。
amazon登録代行サービスなんかもあるので適宜ググって下さい。
流通業者がamazon登録までやってくれるケースもあります。 
レコードもなにげにamazonで販売しています。

流通を通すにはコネと実力(音源の良さ)が必要になります。
まずは流通業者にデモを送り、反応があったらお菓子と袖の下を持って神妙に挨拶に伺いましょう。
担当の人に、この曲売れるんじゃね?と気に入ってもらえたら無事流通決定です。

売上の約50%程度(業者によって違います)が業者に持って行かれますが、何より全国のCDショップで扱ってもらえる事は大きいです。
しかし嘘のような本当の話として、業者が倒産、夜逃げしてCDの売上が未払いという事もありますから、業者は慎重に選びましょう。

流通業者はオーダーシートをFAXやメール等で各店舗に送ってくれる事はしますが、 名も知らないレーベルの音源を大プッシュしてくれる事はまずありません。
なのでインディーズレーベルの営業担当(アーティスト/代表者が兼任する場合も多々あります)はデモ音源とレーベルの説明を書いた紙などを持って、各店舗のバイヤーの方に直接営業に行くのが最も効果的です。
が、店舗の人は毎日毎日そういう人から音源が送られて来るので、やはりコネが無いと音を聴いてもらう事すら厳しいです。
もちろん店舗が流通にオーダーしてくれないと在庫が残るので、流通業者はそのレーベルに期待しなくなります。

流通業者の方、良くしてもらってるバイヤー、ショップの方には際限なくこびへつらっておきましょう。
最近はamazon販売が中心になってきているのも事実ですので、amazonにさえ置ければそれでいいという考え方もあるかもしれません。 
例えレコード屋さんが街から消え、その街の性格自体が変わってしまっても。ヒャヒーン!

またレコード/CDは水物なので継続的に売るという事はなかなか難しいです、流行の移り代わりが早いダンスミュージックの場合は特にです。
ジャンルの流行り廃りを見極め、タイミングよくリリースして素早く売り切りましょう。
夏っぽいジャケの音源を冬に突然リリースしてしまう事などもっての他です。

レコード/CDは「曲を作ってプレスするまでの労力が30%とすると、残りの営業の労力が70%ぐらいな気がするな」と「GLASS」の先輩は呟いていました。


09:配信販売をしよう!

現在、音楽配信は、音楽自体の売り上げのかなりの割合を占めています。 
なので多くのインディーズレーベルが、音楽配信をしています。
音楽配信サイトにデモを送って担当の方に音源が気に入ってもらえれば配信できると思います。
ダンスミュージック系だと国内では以下の2サイトが有名なように思います。

KINGBEAT
WASABEAT

海外ではbeatport、juno、itunes(これは日本でも)その他色々あります。
面倒臭くなって来たのでググって下さい。
取り扱ってもらうには頑張って英語を書いてデモを送ってみましょう。

僕の先輩のレーベルの場合、配信をお願いしているサイトがitunesとも契約しています。 
例えばitunesで150円の曲が売れた場合、契約形態にもよりますがレーベルには大体50円ぐらい入ってきます。 
100曲売れれば一月5000円!やったー!!居酒屋に一回行けるぞー! 
しかしレーベルの取り分とアーティストの取り分も考えると、どうなんすかね、ネット配信で儲かるといいっすね、ホント。

最近はbandcampという、アーティストが自分で値段を決めて販売できるサイトもできました。
音楽の金銭的価値というのはこれから今まで以上に語られていくテーマなのかなとも思います。


10:JASRACに登録しよう

著作権的に問題ない場合はJASRACに登録できます。 
違反している場合はもちろん訴えられる可能性があります。 
“赤信号を渡るのは犯罪”なのと一緒です。 
渡る時は自己責任で交通量や時間帯をよく見極めて下さい。

そしてもしも自分の曲が勝手にパクられたりサンプリングされた場合、誰も守ってくれません。
しかし登録すればJASRACが守ってくれます。
中学生〜大学生ぐらいの若者は特に、頭からJASRACを悪者であると断定しがちですが、インターネットや関連書籍などを読み、各自がどういった意見を持ったかを話し合ったりしてみてもいいでしょう。

ちなみに「GLASS」は諸事情によりJASRACには登録していません。
理由は察して下さい。
音楽著作権に関しては以下の本がお薦めらしいです。
漫画でのわかりやすい説明があって、ジャンプかヤンマガしか読まない読者の皆さんでも大丈夫です。

ウィーヒック。
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